←福島駅
福島を訪れ,福島駅周辺が干上がってるのには驚いた.
シャッター通り商店街もさることながら福島のような地方都市は
昔だったら○○銀座みたいな商店街があったのだが,
今だとルミネや無印やらが進出してようやく街らしさを保っているようだ.



左は駅前の一流ホテルの玄関だがそうは見えない.
駅前のデパートだが活気はない.外装が剥がれているように見えたが,模様だった.


子供の頃に訪れたとき,福島は小さいながら仙台とそれほど変わらなかった記憶があるのだが
今となってはずいぶん差がついたようだ.(だから抵抗勢力・荒井広○議員が付入るわけだ)

駅構内の旅行代理店の海外旅行のパンフを見ると7割が仙台発で3割が東京発.
海外に行くのに仙台発がこうも多いと地元の人間はあんまし面白くはないだろう.
飯坂温泉までの行きはクルマで行ったが,窓から見える一番立派な建物は都銀でもデパートでも ホテルでもなく 福島農協のビルだった.(本当は美術館が一番立派らしい...)

んでもって飯坂温泉は福島市内にありローカル線でも行ける距離である.

飯坂温泉の温泉旅館は概して皆古く,一昔前の修学旅行用旅館を思い出す.
もっとも修学旅行でこの温泉に来ることはないだろうから,これだけでも追いこまれているのがわかる.
私が宿泊したところはそれなりに高級だったようだ.
(私は駅のベンチでごろ寝しても平気な人種だが^^;;)


こういう温泉旅館の夕食って絶対独自のもので,和食ファミレスでも出てこない食事なんだよね.
冷めた天婦羅(ファミレスだとクレームが出るだろう),麺同士がくっついたうどん(いつ茹でたんだ?)
,刺身,川魚の塩焼き(冷めてる),そして旅館にいくと必ず出てくるお約束の小鍋 (元来は猪鍋か何かなのか? 下から固形燃料で熱するヤツね)など.


極めつけは旅館の横のスリッパが重ねて保管してある.
ということはスリッパを履いても履かなくても同じということだ.

朝飯も旅館ぽい(笑)
もちろんサケは冷めているし,
吉野家の朝定食のサケのほうが大きかったりする.






帰りに駅ビルの土産屋を見ていたら地元の産物は干し魚や桃など.(おぃおぃ)
しかし菓子コーナーを見ていたら『白松が最中』と『萩の月』が売ってるではないか!
これって仙台のお菓子じゃないか!
(つーことで仙台出身の私は仙台から100km離れた他県の福島で萩の月を20個買いました)



中野区と福島市の人口はほぼ同数(30万人と29万人)なのに 広さが16平方キロと746平方キロ(46倍の格差じゃ!)
これもなんだかすごくないか.

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